流星ワゴン　最終回も終わってしまった

こんなことあるはずないだろう？って思いながら
最後まで見てしまった

最終回も済んだことで　感想でも書きとどめておこう

この流星ワゴンは　まず　前評判が非常に良かった

前評判がよすぎる場合　転ける事もしばしばある

今回のドラマはどうだったかといえば
なんとか転けずに済んでよかったね！　と言ったところだろうか…

全くありえないことが　目の当たりで起こったと言うドラマ
こりゃあ難しい設定だ

しかもそのテーマが『人生の後悔とやり直し』

つまり　後悔してもどうにもならないことのほうが多いし
やり直しなんて出来るチャンスは殆どない！

しかし　役者はそれぞれ良かったと思う

まずは　子役たちだ

端正な顔立ちの子とか　可愛らしい人形のような　
といった 子役さんではなかったが

将来有望な個性派俳優になるかも知れない逸材ばかりだ

喚き叫び　引き篭りや登校拒否　家庭内暴力といった
今の時代　世の中が脅かされている問題をすべてまとめたような
子供を演じた　広樹

生さぬ仲の父親と一緒に死んでしまった健太

彼らの体当たりの演技は凄かった

ちゅうさんの結末は　どう考えても予想がつきにくかったのだが
香川照之さんの演技も凄かった

上手いとか　格好いい　という表現では失礼なくらい

ちゅうさんだった

あの　後姿のチョコチョコ走り

ずりかけたズボンを　胸まで引き上げるしぐさ

何処でも構わず　立ちションしてしまう　昭和なオヤジ

こんな人　いたな━━━━!!

ついついドラマの中に入り込んでしまう私は　
一人　美代子に対して　ムッチャ腹を立てていた

でも　ずーっとドラマを思い返して考えると

一番悪いのは　一雄だ！

美代子や広樹に　こうなる前にビッシっと決めておけなかったのか
一雄は情けない奴だ

ホント　カバチタレ　

イヤ！西島秀俊さんがダメなんじゃなくて

西島さんの演技が良かったから

一雄のことが　情けなく　不甲斐なく感じたのだ

それでも　ドラマはやっぱり　ハッピーエンドなんですね

それでいいんだけど

自分自身の人生がハッピーエンドを迎えられるかどうかって考えると

せつないね！

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